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  • One Day - Giveの5乗が人をつなぐ

    One Day - Giveの5乗が人をつなぐ

    ギブ・アンド・テイクとは?

    私はワールド・ビジョン・ジャパンと言うNGO団体を通じて子供の支援をしています。

    それは既に書いたことなので、「子供を救うわけ」を読んでください。

    その団体の中で、事業を成功させ、その収益の一部で最貧国で学校を建ててる人たちに出会いました。

    ジースプレッド

    その一人がジースプレッドの代表を務める若尾さん。

    5月24日まで大丸東京店の1階でイベント販売をされていました。
    そこにはボランティアで、お手伝いに来ている人々もいました。
    私も、山形の友人が、若尾さんと話がしたい!と言う想いだけで新幹線日帰りで来ました。

    世界中で同じような取り組みをされている人たちがいる、と言う話を沢山聞くことができました。
    私のやっている一人の子供を支援する、と言う小さな一歩の積み重ねが、世界から少しでも貧富の差を失くして、子供が幸せな世界を夢見ることができればと思っています。
    若尾さんとの話で印象的だったのは、日本の子供たちよりはるかに貧しい子供たちが学校で勉強ができることで生き生きとしている!と言う話。
    幸せって、お金だけでは計れないものがある・・・

    なら、先進国で幸せを享受している自分たちが少しでもギブすることは、いずれその国や人々からテイクが有るのかもしれない。

    自分が得る利益よりも多くを人に与える人をギバーと呼び、
    自分が与えた量よりも多くの利益を得ようとする人をテイカーと呼び、
    自分と相手の利益を同じにバランス良くしようとするものをマッチャー

    と呼ぶらしい、ホント?
    でも、これは呼び方は別として、成功と失敗が多いのはギバーで有ると言う点。
    当たり前ですが、マッチャーは大きな成功もないが失敗もしないタイプ。
    テイカーは、最初は成功するが、常にWin-Loseの人間関係を作ってしまうため、長く続くか?と言うところがポイント。

    ではギバーが成功するためには、逆に言うと失敗しないためには?
    失敗するギバーは、得るものより与え過ぎてしまうため「人に騙されやすい」「人が良い」人になってしまうこと。
    それを避けるには、自分の目的(ゴール)を明確にして、成長を意識しつつ自分の軸を作りながら進むことができる人。

    7つの習慣

    スティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」と言う名著がある。
    ギバーが成功するためには・・・この本を読んで、と言うことで省略。

    完訳 7つの習慣 人格主義の回復 — Amazonで見る

    とは不親切なので、これだけは書いておきます。

    ◆インサイド・アウト
    優れた人格を持つこと、それには・・・

    ◆私的成功
    第一の習慣:主体性を発揮する
    第二の習慣:目的を持って始める
    第三の習慣:重要事項を優先する

    ◆公的成功
    第四の習慣:Win-Winを考える
    第五の習慣:理解してから理解される
    第六の習慣:相乗効果を発揮する

    ◆再新再生
    第七の習慣:刃を砥ぐ

    Giveの5乗

    これは経済評論家 勝間和代さんがよく話される言葉です。

    そう言えば、最近ドラマになったマンガ「重版出来」の中でも”運を貯める”ために、毎日少しずつ良いことをする、と言う話がありました。

    重版出来!(1) (ビッグコミックス) — Amazonで見る

    少しずつ運を貯めることで、本を重版出来ができる!と言うもの。
    成功のために、運をためていく、そのためには日々少しずつ良いことをする!

    話がジースプレッドさんに戻ります。
    若尾さんが、アメリカで凄い人がいて、その人が作った映像があると教えてくれました。

    orly wahba オルリー・ワバ

    ライフベスト・インサイドというニューヨークの小さな非営利団体の代表 オルリー・ワバ(orly wahba)さん。その映像がこちら。

    実はGiveの10乗?

    「7つの習慣」から

    人格は繰り返す行動の総計である。
    それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。

    私にはたくさんの夢があります

    40歳を過ぎるまでは、お金を稼ぐことが夢でした、お金があれば何でも叶うと。
    でも実際、そこまでお金は稼げませんでした、これは資本主義なので仕方がありません、何万分の1の幸運を掴んで金銭的な成功をつかむか、親から引き継いだ資産を増やしてより大きなお金を得るか?
    です。

    今はお金は大切ですが・・・自分が死んだ時に周りにどう思われたいか?
    死んだ後のことなんて!と思う人は、死の淵の床についた時、やり残したことはなにか?その時後悔しない生き方とは?

    40代になってから映画をプロデュースしました。
    それまでIT業界と言う全く違う業界から、突如、映画を作りました!
    運に恵まれて3つの商業映画を公開することができて、その他の自主映画にも関わることもできました。

    でも、自分の企画で映画を作ったことはありません、たくさんアイディアがあります。
    その一つは、最貧国を支援するNGO団体で働くカップルの物語です。

    物語、エッセイ、体験談を探しています!

    最貧国を支援するNGO団体や自ら最貧国で学校建設や子供たちの支援に関わっている人たちとたくさんお話しをしたいです。

    私は映画に希望を持っています!「作られたもの」ですが、ドキュメンタリーにはできないこともあります。
    物語として、映画として、最貧国の現状とそれを助ける人々の姿を描くのが夢です!

    映画は独りではできません、物語を一緒に作って行ける仲間を探しています。

    今回、「やさしさ」をいただいたジースプレッドさんのホームページを是非

    最後に、コンセプトムービー。
    若尾さんが私と同世代だからなのか、ベッド・ミドラーの主演映画で彼女の名曲「The Rose」が使われます。
    私も大好きな映画で曲です、愛にあふれています。

  • 映画『グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』 人生の選択をする時に見たい傑作

    映画『グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』 人生の選択をする時に見たい傑作

    映画『 グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』

    GOOD WILL HUNTING

    GOOD WILL HUNTING 127分 アメリカ 1997年

    あなたに会えて、 ほんとうによかった。

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    脚本の素晴らしさが圧倒的!

    自分がこの先、どこへ向ったら良いか迷っている人に、人生の選択に必要なものは?と言うのを気付かせてくれる作品です、青春映画の傑作。

    当時、未だ無名な二人の若者、ベン・アフレックとマット・デイモンが脚本を書いて(しかも初めての映画化!)、『ドラッグストア・カウボーイ』で長編映画デビューしたガス・ヴァン・サント監督が映画化、主演は脚本を書いたマット・デイモン自ら演じ、助演には今は亡きロビン・ウィリアムズ(2014年没)が出ています。
    ロビン・ウィリアムズはこの作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

    アメリカから良質の青春映画が生まれた、なんと言ってもベン・アフレックとマット・デイモンの脚本が素晴らしいし、ガス・ヴァン・サント監督の演出も良い、若手のマット・デイモンの演技を受け止めたロビン・ウィリアムズの演技も素晴らしかった。

    物語は、貧乏な青年が肩肘を張って周りの人を拒絶して、幼なじみたちとだけつるむ、一見、どこにでも有りそうな内容で、また彼には暗い過去も存在する、これもありきたりな気がする。
    しかしその主人公は天才的な数学的才能を持ち、その才能を見つけた教授も手に負えず、彼を救うべく人間味溢れた精神科医が現れる。
    テーマやモチーフも優れているし、こんな物語を思いついたのも凄いと。

    これだけ面白く感じられたのは、本物の若者(出演者でも有るマット・デイモンとベン・アフレック)が脚本を書いたからであろう。
    彼らの才能はもちろんだが、等身大の若者がそこに描かれているからこそ、変な飾り気が無くて良い。
    もちろん、主人公のウィルを過去のトラウマから解き放つ大人達の悩みも描かれている。
    しかし、その話自体とは良い距離を置いて描かれている、そこにしつこく感動を求める節もない。

    この脚本の凄さは伏線の張り方が素晴らしい点、そしてちゃんと回収している。
    セリフが素晴らしいのも有る、だからこんなに感動で泣ける、そして笑える。

    患者のマット・デイモンと医師のロビン・ウィリアムズが、過去に虐待の過去があるマット・デイモンに、常に同じ目線で「君が悪いんじゃない」と言い続けるロビン・ウィリアムズの姿が印象的、離れていた2つの心が静かに近づいていくシーンが感動的!

    この映画の一番の成功は、そこに出てくる人々全ての成長を描いている点。
    当然、主人公のウィルを中心にしていることには間違いないが、それを取り巻く人々が見事に描き出されている。

    ラストは、ウィルが旅立って行く。
    オープニングに、本を読むウィルを親友が迎えに行くと大学構内の清掃の仕事へと繋がる。
    これが後半「なぜ彼は敢えて大学の清掃員になったのか?」と繋がっていく。
    そこで難問を解いて、幼なじみたちとリトルリーグを見るのも、後半への伏線と共に、彼の今の人生を象徴してる。
    オープニングの毎朝迎えに行く日常が、後半「毎日、今日こそはお前がいなくなってるのでは?と楽しみにしている」と言うセリフに繋がっている。
    ラスト近くでベン・アフレックが迎えに行くと、マット・デイモンが旅立った後でいなくなっていると言うシーンに繋がる・・・
    そこには彼が何か目的を見つけた訳ではない、数学の道を捨てて彼女のもとに向かう、と言うエンディングだけど、彼自身、まだまだ若いから彼女を迎えに行ってかも、無限の可能性がそこには有る。
    未来や未知の世界に一歩踏み出す勇気が大切であることを訴えかけてくる。

    ウィルの彼女役のミニー・ドライヴァーは、決して美人とは言えないが、映画の中での彼女の成長ぶりと、次第に可愛らしい女性に変わっていくさまも楽しい。

    アメリカの作品らしい、前向きで清々しい作品になっている。

    私的『グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』

    テーマが有るか?共感できるか?

    人生に迷った時に青年は何を思うのか、人は何を目指して生きるのか?それを実感できる。

    またこの頃のアメリカの中流白人層が崩壊していることが判る。
    それでも、アメリカにはまだ可能性があるということを暗示して終わる。

    作り手の強い意思を感じるか?

    今やハリウッドにはなくてはならない二人、マット・デイモンとベン・アフレックの実質的なデビュー作にして、脚本でその才能を開花させた作品。
    二人の強い絆=友情を作品から感じ取れる。

    俳優の意思や演技力が伝わるか?

    俳優が作り手でもあり、マット・デイモン、ベン・アフレックが素晴らしい。
    それ以上に演技と言う点で、コメディだけではなくシリアスな役に徹したロビン・ウィリアムズの演技は秀逸。

    映画らしい楽しさが備わっているか?

    一つの街、狭い世界から最後に旅立つシーンを観るだけで映画としての素晴らしさを感じる。

    エンターテイメント性

    天才が実は・・・と言う展開から青春映画として成立している。

    青年の青春だけではなく、成長して心を開いていくのと同様に、カウンセリングしている側も自分の過去の妻の死を乗り越えていく姿と重層的に描いている。

    2時間の枠に織り込んだ物語が素晴らしい。

    演出が素晴らしいか?

    ガス・ヴァン・サント監督の最高傑作の一つ、ナイーブな若者の心情を描かせるとこの監督以上の演出ができる人は少ない。

    この映画の中盤(2時間の作品ちょうど1時間を経過したあたり)に、劇的な心情の変化がある。
    ロビン・ウィリアムズ演じるマクガイヤ先生がウィルを診察するシーン。
    それまでお互いに押し黙っていたが、ウィルが話し始めると、呼応するようにマクガイヤ先生は、亡くなった妻の思い出話をする。
    その時に、カメラがマクガイヤ先生とウィルの表情を交互に写すが、イマジナリーラインを超える。
    「妻が寝ていると自分のオナラで目を覚ます」と言うとウィルが心から笑い始める。

    イマジナリーラインを超えることで、二人の関係が大きく変わったことを映像的に表現している素晴らしい1シーン。

    脚本が素晴らしいか?

    若者二人が書いた脚本が素晴らしい、テーマが一貫していて、しかもモチーフ(天才の青年と精神科医)もユニークで、しかも話が互いに傷つきながらも再生していく、2つのドラマが絡み合っている。
    前半の伏線が見事に後半につながっている。

    この物語の着想は、インドの天才数学者・ラマヌジャンにあるようだ。
    (ラマヌジャンを描いた映画『奇蹟がくれた数式』 『グッド・ウィル・ハンティング』の基になった物語はこちら)
    前半で、手に負えないウィルのカウンセリングを、ランボー博士がマクガイヤ先生に、レストランで依頼をすると言うシーンがある。
    そのシーンで、ウィルを表して彼の天才ぶりは「ラマヌジャン以上だ」と言う。

    前半、ベン・アフレックがマット・デイモンを毎朝迎えに行くが、ラストは迎えに行ってもいない、それは彼が人生の選択をして旅立って行くことの伏線になっている。

    何度も見たくなるか?

    爽やかな青春映画を繊細に描いている、前向きにさせてくれて心に残るものを感じさせてくれる。
    そして、なんと言っても、映画としての演出も脚本も楽しませてくれて、見る度に新しい発見のある映画。

    映画『グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』のデータ

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    監督■ガス・ヴァン・サント
    製作■ローレンス・ベンダー
    脚本■ベン・アフレック/マット・デイモン
    撮影■ジャン=イヴ・エスコフィエ
    コスチュームデザイン■ベアトリックス・アルーナ・パストール
    美術■メリッサ・スチュワート
    編集■ピエトロ・スカリア
    音楽■ダニー・エルフマン
    主題歌■エリオット・スミス
    出演■ロビン・ウィリアムズ/マット・デイモン/ベン・アフレック/ステラン・スカルスガルド/ミニー・ドライヴァー/ケイシー・アフレック/コール・ハウザー/スコット・ウィリアム・ウィンタース

    ■アカデミー賞1997年
    作品賞ノミネート
    主演男優賞ノミネート マット・デイモン
    助演男優賞授賞 ロビン・ウィリアムズ
    助演女優賞ノミネート ミニー・ドライヴァー
    監督賞ノミネート ガス・ヴァン・サント
    脚本賞授賞 マット・デイモン/ベン・アフレック
    主題歌賞ノミネート エリオット・スミス “Miss Misery”
    音楽賞(オリジナルドラマ)ノミネート ダニー・エルフマン
    音楽賞(オリジナル・ミュージカル/コメディ)ノミネート ハンス・ジマー
    編集賞ノミネート ピエトロ・スカリア
    ■ベルリン国際映画祭1998年
    銀熊賞(貢献賞)授賞 マット・デイモン 脚本と演技において
    ■ゴールデン・グローブ1997年
    作品賞(ドラマ) ノミネート
    男優賞(ドラマ)ノミネート マット・デイモン
    助演男優賞ノミネート ロビン・ウィリアムズ
    脚本賞授賞 マット・デイモン/ベン・アフレック
    ■放送映画批評家協会賞1997年
    作品賞ノミネート
    オリジナル脚本賞授賞 マット・デイモン/ベン・アフレック
    ブレイクスルー賞授賞 マット・デイモン

    【解説】
     深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。
     ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。(映画データベース – allcinema より)

  • 映画『百円の恋』 人生の転機!頑張る!!日本版女ロッキー

    映画『百円の恋』 人生の転機!頑張る!!日本版女ロッキー

    映画『百円の恋』

    百円の恋

    呆れる程に、痛かった。

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    人生、どこでやる気を起こすか!

    『百円の恋』を観てきました!(気合w)
    2014年の年末、ギリギリ映画館に滑り込んで見てビックリしました!
    こんなに勇気をもらえる映画に出会えるなんて。

    周南映画祭で創設された脚本賞“松田優作賞”の第1回グランプリに輝いた足立紳さんのオリジナル脚本を映画化した作品で、東映ビデオが出資をしているみたいで、単独だからインデペンデント映画なんだと思う、これが重要。

    実家にひきこもって自堕落な生活をする32歳の女性が、仕方なく一人暮らしをする始め、仕方なく100円ショップでアルバイトを始め、そんな中ボクシングジムで知り合った男性と付き合い始めて、自らもボクシングジムに通い始める・・・

    前半の安藤サクラさん演じる主人公・一子のグタグタ感が半端無く、作品もダラダラとした日常を描き続ける。
    女を捨てた三十路女、アルバイトをしてもまともな接客も出来ず、アルバイト先の同僚に処女をレイプで奪われてしまう。
    そんな日常を描いて作品はどこへ向かうのか?と不安になるが、それは後半のカタルシスのために必須だったことが判る。

    後半は、一転してボクシングにマジに取り組んでいく一子の姿を描く。
    それが、何か一念発起して!とかではなくて、なんとなくカッコ良さそう~とか、男にフラれたからと言う動機、でもその本気度は本物!

    ここからの安藤サクラさんの迫力が凄い!演技なのか?本気なのか?
    ブヨブヨの身体が引き締まって、顔も一回り小さくなっている。
    (あとで聞いたら、撮影を2度に分けたらしい)
    マジで日本版ロッキー!一気に胸を熱くさせられる。

    最後に「エイドリアン~」とは叫ばず、ボソッと「勝ちたかった」と言って泣くあたりは、日本映画ならではの良さでしょう。
    新井浩文さん演じる引退したボクサー・狩野に「かわいこぶってるんじゃねぇぞ、ブス!」と言われる一子が最高だった。

    安藤サクラさんの体当たりの演技が素晴らしい!今年最高の演技を見せられた気がする。
    そして、限られた予算のインデペンデント映画でも、これだけの脚本を書けて、企画立案すればこれだけの作品が出来るという希望を感じる事が出来た作品。
    年末に一発かましてくれたロッキー的感動作品だった!

    私的『百円の恋』

    テーマが有るか?共感できるか?

    人生負け組なんて、気持ちの持ちよう、本人のやる気で変われる!これぞ日本版ロッキー

    作り手の強い意思を感じるか?

    渾身の脚本を劇場公開、そして大ヒット!までに持って行ったそれぞれのスタッフの意欲を感じる作品。

    俳優の意思や演技力が伝わるか?

    安藤サクラさんの体型から、なりふり構わない演技は凄みが有った!
    新井浩文さんの存在感も際立っていた。

    映画らしい楽しさが備わっているか?

    低予算の映画でしたが、ラストに向かっていくカタルシスが良かった、テレビや他のメディアでは出来ない思いっきりさが良かった。

    エンターテイメント性

    前半のウダウダ感に意味があるものの、ちょっとそこが退屈に感じる部分。
    逆に、本当にダメダメぶりが面白かったんですけど。

    演出が素晴らしいか?

    日本のインディーズ系らしい演出、それはそれで良さと感じた、ある意味、古さでもあるけど。

    脚本が素晴らしいか?

    文句がないくらい素晴らしい脚本、断片的なリアリティ感と、絶対無さそうなジャパン・ドリーム的なところのギャップが良かった!

    何度も見たくなるか?

    自分を変えたい、もう一度勇気を持ちたい!そんな時に観たくなる作品。

    映画『百円の恋』のデータ

    百円の恋

    113分 日本 2014年

    監督■武正晴
    製作■間宮登良松
    エグゼクティブプロデューサー■加藤和夫
    プロデューサー■佐藤現/平体雄二/狩野善則
    脚本■足立紳
    撮影■西村博光
    美術■将多
    衣装■宮本まさ江
    編集■洲崎千恵子
    音楽■海田庄吾
    音楽プロデューサー■津島玄一
    主題歌■クリープハイプ 『百八円の恋』

    メイク■金森恵
    企画監修■黒澤満
    照明■常谷良男
    録音■古谷正志
    助監督■山田一洋
    出演■安藤サクラ/新井浩文/稲川実代子/早織/宇野祥平/根岸季衣

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    映画「百円の恋」 公式サイト

    【解説】
     今や日本を代表する実力派女優の一人となった「かぞくのくに」「0.5ミリ」の安藤サクラが、渾身の体当たり演技で各方面から絶賛された闘う女の人生再生ドラマ。
    故・松田優作の出身地・山口県で開催されている周南映画祭で創設された脚本賞“松田優作賞”の第1回グランプリに輝いた足立紳のオリジナル脚本を、「イン・ザ・ヒーロー」の武正晴監督が映画化。
    自堕落な生活を送るダメダメな三十路女が、中年ボクサーとの出会いをきっかけに、自らもボクシングに目覚め、次第に肉体とともに心もシェイプしていく姿を描く。
    共演は「アウトレイジ ビヨンド」「愛の渦」の新井浩文。

     実家にひきこもり、自堕落な毎日を送る32歳の一子。
    ある日、離婚して子連れで出戻ってきた妹と衝突して家を飛び出し、一人暮らしをするハメに。
    仕方なく、100円ショップで深夜のバイトを始めた一子は、そこで同じように社会からこぼれ落ちた不器用な人間たちと出会っていく。
    そんな中、近所のボクシングジムでストイックに練習を続ける引退間近の中年ボクサー・狩野と付き合い始めた一子は、やがて自分もボクシングのトレーニングを始めるようになるのだったが…。(映画データベース –allcinema より)

  • 映画『海街diary』 それぞれの運命を背負って静かに生きていく姿が感動的!

    映画『海街diary』 それぞれの運命を背負って静かに生きていく姿が感動的!

    映画『海街diary』 OUR LITTLE SISTER

    海街Diary-カンヌ

    家族を捨てた父が、のこしてくれた家族

    日常の連続性を丁寧に見せることで家族を描く

    『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞した是枝裕和監督作品『海街diary』です。
    原作は、吉田秋生さんの同名マンガ、未読(その後、ちゃんと読みました)です。
    でも好きな漫画家さんなんです、昔よく読みました。

    海街Diary

    物語は・・・
    鎌倉に住む三姉妹、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)のもとに別居している父の訃報が届く。
    父は15年前に不倫の末、家を出て行ってしまっていた。
    山形の葬儀に参列した三姉妹は、そこで父が二度目の結婚で出来た腹違いの妹・すず(広瀬すず)と出会う。
    「鎌倉で暮らさない」と言う幸の一言から、鎌倉での四姉妹の共同生活が始まるが・・・というもの。

    実は、好き嫌いが分かれるのかな?と、僕は大好き!とても感動した作品。
    でも、この作品、日記なので、日常が淡々と描かれていくんです、大事件は起きない、昔の日本映画を見ているみたい、小津とか溝口ね。

    それまで別々に暮らしていた血の繋がりの有る家族が、一緒に暮らし始めて、微妙な感情のズレとかが有りながら、その少しのズレが、ホンの少しずつ、ピタリと重なりあっていく、そんな瞬間を丁寧に描いている。
    特に日本人は、と思うんですが、本音や想いを時には心の中にしまって言葉にしなかったり、そんな時の映像の間や見せる表情が素敵な映画でした。

    一つ一つのシーンが素敵で、そこで発せられる言葉に重みが有って、原作を読んでいないのに、これはきっと吉田秋生さんの原作のセリフなんだろうなぁ~って感じさせる。
    それでいて、ちゃんと伏線が有って、それがちょっとしたことで、日常の連続性を紡いてくれているところも良かったです。
    とても表現が簡潔で、不要なものは見せない(逆に必要なものは間の中で見せる)、説明をしない(確か回想とかもない)ので、幸の恋愛関係がどういう形かはハッキリと描かれない、シーンの重要性をそうやって高めている。
    一番良いのは「お父さん」が出て来ないことかもしれない。
    そう、昔の日本の映画は余計なことをしゃべらなかった、いつから登場人物が自分の心情をしゃべりまくるドラマばかりになったんだろう。

     是枝監督が原作を気に入って映画化、脚本は是枝監督自ら書いています。
    淡々としていて大上段にテーマを掲げてはいないのですが、『そして父になる』に共通する、そして吉田秋生さんがよく描く「血」のつながりの絆を、色々な親子の形で描いて見せてくれる。
    そんな家族にとって日々の積み重ねだけが、人生を歩んでいくんだと言う事を気づかせてくれる、人生には正解がないから一歩ずつ進むんだと、そう正解は自分で見つけるしかない。

    今回、四姉妹が本当に素晴らしい、奔放な長澤まさみさんもいいなぁ~と思ったら、広瀬すずちゃんの瑞々しさも、そして夏帆ちゃんの「三女だから」と軽く見られながらも、実は色々と考えてるんだよ~的なところも本当に良かった。
    でも見る前、ミスキャストでは?と思った綾瀬はるかさんが本当に良かった!
    キャピキャピした可愛い女性と言う今までのイメージを払拭して、凛とした長女の部分と大人の色気を持った女性像を作り上げていた、一皮むけた感が有った。

    何回も観たくなった・・・で、おそらく映画とは違うであろう、吉田秋生さんの原作も読みたくなった、そんな作品でした。
     鎌倉に行きたくなる映像も素敵です!

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    脇道。

    吉田秋生-海街Diary

    吉田秋生さんの原作も素敵でした。
    映画のセリフはほとんど原作のままでした。
    ある意味、原作マンガのダイジェスト的な作りになっているのですが、そこがそうなっていない絶妙な味付けの脚本も素晴らしかった。
    原作はやはり、吉田秋生さんらしい「血縁」と言うところが強調されていた。
    原作もオススメです!

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    私的『海街diary』

    ① テーマが有るか?共感できるか?

    人間のつながりとは何か?人は人と繋がっている、と実感させてくれます。
    そして日々の生活を大切にすることを気づかせてくれます。

    ② 作り手の強い意思を感じるか?

    原作の吉田秋生さんが作品を見て「なんかちょっぴり、くやしかった(笑)」とコメントしています。
    長編マンガの原作を、エッセンスだけ抜き出してみせたところは、是枝監督の思い入れを感じました。

    ③ 俳優の意思や演技力が伝わるか?

    キャスティングを見た時に「あれ?」と思ったのですが、全員が素晴らしい演技だった。
    原作のキャラクターにもはまっていました。

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    ④ 映画らしい楽しさが備わっているか?

    鎌倉の街が素敵に描かれています、もう一度、同じ場所を訪れてみたくなるくらい。

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    ⑤ エンターテイメント性

    静かな映画です、でも飽きることはなかった。
    人生ってドラマだから・・・そのドラマをちゃんとエンターテインメントとして描いていました。

    ⑥ 演出が素晴らしいか?

    是枝監督の小さな子供が出てくる映画は実は苦手です(汗)
    どの作品でも、子役も俳優さんも生き生きとしています、この作品では子役は出てきませんが、登場人物が生き生きとしています。
    だから、間が生きてくるんだと感じました。

    ⑦ 脚本が素晴らしいか?

    原作も素晴らしい作品です、でもダイジェスト的に話を網羅してるのですが、ちゃんと伏線が張られていて、ちゃんとその伏線を回収しているので、後でジーンと来るシーンが多い、素晴らしい脚本だと思います。

    ⑧何度も見たくなるか?

    人生の素晴らしさを、しみじみと感じさせてくれる作品です、そう言う意味で人生の節目で何度でも観たくなる作品に感じしまた。

    映画『海街diary』のデータ

    海街Diary

    2015年 128分 日本

    監督■是枝裕和
    製作■石原隆/都築伸一郎/市川南/依田巽
    プロデューサー■松崎薫/田口聖
    アソシエイトプロデューサー■西原恵
    ラインプロデューサー■熊谷喜一
    原作■吉田秋生『海街diary』(小学館『月刊フラワーズ』連載)
    脚本■是枝裕和
    撮影■瀧本幹也
    美術■三ツ松けいこ
    キャスティング■田端利江
    スクリプター■矢野千鳥
    衣裳デザイン■伊藤佐智子
    照明■藤井稔恭
    装飾■松尾文子
    録音■弦巻裕
    ヘアメイクデザイン■勇見勝彦
    助監督:兼重淳遠藤薫
    出演■綾瀬はるか/長澤まさみ/夏帆香田/広瀬すず/加瀬亮/鈴木亮平/キムラ緑子/中村優子/樹木希林/リリー・フランキー/風吹ジュン/堤真一/大竹しのぶ

    映画『海街diary』公式サイト

    海街diary — Amazonで見る

    【解説】
     人気少女漫画家・吉田秋生の同名傑作コミックスを「歩いても 歩いても」「そして父になる」の是枝裕和監督が映画化。
    鎌倉の古い一軒家に暮らす3姉妹が、腹違いの妹を迎え入れ、それぞれに複雑な想いを抱えながらも日々の暮らしを通して家族としての絆を紡いでいく1年の物語を、鎌倉の四季折々の美しい風景とともに綴る。
    主役の四姉妹には綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。共演に加瀬亮、鈴木亮平、樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、堤真一、大竹しのぶ。
     鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。
    父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。
    ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。
    父の不倫相手も既に他界しており、今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。
    葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。
    父が亡くなった今、中学生のすずにとってこの山形で身寄りと呼べるのは血のつながりのない義母だけ。
    気丈に振る舞うすずだったが、肩身の狭い思いをしているのははた目にも明らか。
    すずの今後を心配した幸は、別れ際に“鎌倉で一緒に暮らさない?”と提案する。
    こうして鎌倉へとやって来たすずだったが、最初は自分の母が幸たちの父を奪ったことへの負い目を拭えずにいた。
    それでも、異母姉たちと毎日の食卓を囲み、日常を重ねていく中で、少しずつ凝り固まった心が解きほぐされていく。
    また、入部した地元のサッカーチームでも仲間に恵まれ、中学生らしい元気さも取り戻していくすずだったが…。(映画データベース –allcinema より)

  • 映画『ニュー・シネマ・パラダイス』 感動!映画好きが泣ける映画No.1

    映画『ニュー・シネマ・パラダイス』 感動!映画好きが泣ける映画No.1

    ニュー・シネマ・パラダイス

    NUOVO CINEMA PARADISO/CINEMA PARADISO 124分 1989年 イタリア=フランス

    ニュー・シネマ・パラダイス
    ニュー・シネマ・パラダイス

    映画を愛するということ

    この映画の感想を言う時は、自分の立場を明確にしなくてはいけないのかもしれない。
    それは、映画を観る者、映画を愛する者を描いた映画で有るからだ。

    もちろん僕は、こうして映画のサイトを立ち上げている以上、映画を愛している一人である。
    従って、この映画に対しても、映画を愛する一観客として観てしまう、しょうがないが... 果たして、映画を娯楽として時々しか映画を見ない人、
    そう言う人にはこの映画はどういう風に映るのであろう?

    娯楽と言えば、映画しかなかった時代に、子供が故の純粋さに、勉強よりも映画に興味を持つのは、ある種自然の成り行き。
    そんな少年が、たまたま映写室のおじさんと仲良くなって、次第に映画の世界にのめり込んでいく。
    そして、自らが映画の映写技師になっていく。
    しかし、映写室のおじさんアルフレードは、少年から青年に成長したサルヴァトーレに、街を出るように言う。
    数十年後、サルヴァトーレはローマで有名な映画監督になり、アルフレードの訃報を聞き、故郷に戻ってくる。
    サルヴァトーレの少年時代のアルフレードとのやり取り、また、街の人々が映画観る姿が微笑ましい。

    そう、この映画観ている観客達がそうであるかのように...。 もちろん、映画の中の彼らの方がもっと純粋である、それはこの映画を観ている我々の願望でも有るのかもしれない。
    そして、サルヴァトーレは成長して恋をする。
    徐々に、映画だけではない人生が彼の前に現れてくる。
    しかし、サルヴァトーレは街を出ても、映画監督になっているのである。

    ここでふと、自分を振り返る。
    人生は、映画のような作られたものではない。
    いや、映画にも素晴らしい点が沢山ある。
    しかし、アルフレードは、「街を出ろ!絶対に戻ってくるな」と言う。
    その言葉の中に、人生にはいろいろな生き方が有ることを言っているように思えて ならない。

    アルフレードの人生は、映画だけに生き、読み書きも出来ずに人生を過ごしてきた事への後悔の有った人生なのかもしれない。
    彼の素晴らしい想い出は、サルヴァトーレとの出会いだったのかもしれない。
    サルヴァトーレは、映画から離れるために街を出たが、映画の道を選び、そう人生のいろいろな生き方の中から、映画を選んだのだ。
    いろいろな人生の選択肢から、またいろいろな経験から、サルヴァトーレは映画を選んだのである。

    僕はこの映画を、決して映画こそが人生である...と言ってる訳ではないと思う。
    人生に起こるいろいろな事は、映画以上に素晴らしい事なのだ、そして、その傍らに映画を置いておくともっと豊かに素晴らしい人生が送 れるのではないか?そんな思いを抱く。
    街に戻ってきたサルヴァトーレは、映画館の取り壊しを見る。
    そしてアルフレードが残したフィルム、かつて切り取られたキス・シーンばかりを集めたフィルム、それは郷愁と共に、人生として映画を 選んだアルフレードの魂を、サルヴァトーレは感じ取ったに違いない。

    街を出たからこそ、人生が豊かに感じられるからこそ、映画の素晴らしさを感じ取れるのであろう。
    この映画は、映画そのものを描いた映画...私には涙と歓びを持ってしか観ることの出来ない、大事な映画なのである。

    私的『ニュー・シネマ・パラダイス』

    ① テーマが有るか?共感できるか?

    映画が好きな人なら共感できない人はいないだろう、でも映画が好きな人以外でも、自分の青春に思い入れがあるなら、何か共感できることがある筈。

    ② 作り手の強い意思を感じるか?

    この作品が出来てから25年以上が経過するが、監督の故郷に対する思い入れの深さは今でも変わらない。最近(2015年)テレビで、トルナトーレ監督がシチリアを訪れて、映画の想い出を語ってくれたのは、印象的だった。
    映画(の内容)自体が、監督の青春そのものだったらしい。

    (2020.07.07. 追記)

    トルナトーレ監督は、地元の人々を映画に実際に出演させました。
    2015年でも、当時、映画の撮影エピソードやエキストラ出演した人々がトルナトーレ監督に話かけます。
    青春はある意味、美化されて思い出となりますが、それをそのままパッケージにしたような話であり、これはファンタジーとも言えるかもしれない。
    知り合いのプロデューサーが、この作品は「最低」という評価をしています。
    それも理解できる部分なのです、あまりに映画へのオマージュにあふれ過ぎていて、問題提起や時代性という映画の本来の力を使っていないというのも判ります。

    トルナトーレ監督は『マレーナ』や『海の上のピアニスト』でも同様に、正確な事実を描くのではなく、彼の創造した世界=ファンタジーとして、その時代をとらえている気がしてなりません。

    ③ 俳優の意思や演技力が伝わるか?

    少年トトは実際に街に住んでいた一般の男の子の中から選ばれたカシオ少年。
    フィリップ・ノワレの名演も、カシオ少年の可愛らしさ・表現力には敵わない。
    逆に、街の人々が多くエキストラとして参加し、映画を愛していたからこそ成立した作品だと思う。

    ④ 映画らしい楽しさが備わっているか?

    映画のキス・シーンをカットするところとか、映画館の情景が生き生きと描かれている。
    そして、映写機からの光を反射させて、建物の外に映画を投影させるところは、映画館の素晴らしさを感じさせてくれる演出と言える。

    ⑤ エンターテイメント性

    笑って、泣いて、感動して~深く考えなくても、自分の青春へのオマージュを感じることが出来るだろう。

    (2020.07.07. 追記)

    昨日、エンニオ・モリコーネが91歳で亡くなった(合掌)。

    セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』などのマカロニ・ウエスタンで多くの音楽を提供、と同時にジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品にも多く関わっている。
    この映画のスコアも印象的であり、ロマンチックで素敵な楽曲になっています。

    映画にとっては、音楽も重要な要素だと感じさせてくれる作品です。

    ⑥ 演出が素晴らしいか?

    何か素晴らしいテクニックを感じることはないが、映画好きな監督らしいツボを押さえた演出になっていると思う。

    ⑦ 脚本が素晴らしいか?

    実は普遍的なテーマを正統派の語り口で描いている。これを映画ではなくてサッカーや何か青春の1ページに置き換えてみても成り立つ物語。
    出てくるアイテムも素敵で、ラストの映写シーンは、涙無くして見れない筈。

    ⑧何度も見たくなるか?

    人を前向きにさせてくれて、人生を思い返すことが出来る、と言う点で、何度も見てしまう。
    何度見ても、泣いてしまう、そんな作品。

    映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のデータ

    監督■ジュゼッペ・トルナトーレ
    製作■フランコ・クリスタルディ
    脚本■ジュゼッペ・トルナトーレ
    撮影■ブラスコ・ジュラート
    音楽■エンニオ・モリコーネ
    編集■マリオ・モッラ
    美術■アンドレア・クリザンティ
    出演■フィリップ・ノワレ/サルヴァトーレ・“トト”・カシオ/ジャック・ペラン/アニェーゼ・ナーノ/マリオ・レオナルディ/イザ・ダニエリ/レオポルド・トリエステ/ブリジット・フォッセー 『ニュー・シネマ・パラダイス』オフィシャルサイト

    アカデミー賞 1989年 外国語映画賞授賞
    カンヌ国際映画祭 1989年  審査員特別賞授賞 ジュゼッペ・トルナトーレ
    ゴールデン・グローブ 1989年  外国映画賞授賞

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    映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

    【解説】
    シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。
    そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレが、当時、慕っていた映写技師アルフレード(フィリップ・ノワレ)の訃報を聞き、故郷に帰ってくる。
    そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていたサルヴァトーレが受け取ったアルフレードの形見には、映画への愛とアルフレードの想いがぎっしり詰まっていた・・・。
    弱冠29歳のトルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。
    劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様。
    エンニオ・モリコーネの切なくも美しいメロディに包まれて迎える、映画の持つ“力”が具現化されたクライマックスは、涙なくして観られまい。

    かなり印象を異にする3時間完全オリジナル版もあるが、はっきりいってこちらだけで十二分である。(映画データベース – allcinema より)