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感動したスポーツの名シーンを紹介します

  • 心に残る野球映画 - 祝・イチロー選手3000本安打

    心に残る野球映画 - 祝・イチロー選手3000本安打

    達成感って感じてしまうと前に進めないんですか?

    イチロー選手がメジャー3,000本安打を達成!
    日本人選手が、こんな大記録を達成する日が来るなんて、40年前にメジャーリーグを見始めた頃には思いもしなかった。

    そしてその後のイチロー選手のインタビューが、いつも以上に感動的でした。
    自分の感情を必要以上に抑えていたイチロー選手、それが自分から告白してくれました。
    イチロー選手も人だったんだ、と。

     

    達成感って感じてしまうと前に進めないんですか?

    イチロー選手は
    「達成感や満足感というのは、味わえば味わうほど前に進める、
    小さなことでも 満足することは、すごく大事なことだと思う」
    と続ける。
    小さな成功体験が、大きな成功へと続いていく。

    メジャーリーグ史上30人目の3,000本安打となる(一部、大リーグと記載している記事もあるがマイナーリーグも含むので間違い)。
    イチローとアレックス・ロドリゲス、デレク・ジーターはまだ殿堂入りしていない(引退後5年経過しないと資格が無い、故に3人共資格を持っていない)が、3,000本安打達成者はほぼ全員殿堂入りしていることから、イチローの殿堂入りも確実視されている。
    (ピート・ローズは賭博問題とラファエル・パルメイロは薬物問題で殿堂入りしていない)

    で、どれだけ3,000本安打が凄いか?!と言うと、ベーブ・ルース(2873安打)、ルー・ゲーリッグ(2721安打)、バリー・ボンズ(2935安打)の3人のレジェンドは達成していない。

    実は野球がオリピック競技から外される理由でもあるけど、野球は世界的なスポーツではない。
    北米のメジャーリーグとメジャーリーグで一攫千金を狙う中米の国々、そして日本を中心とした東アジア(韓国と台湾くらい)にしか普及していない。
    アメリカは歴史がない国なので、自国で生まれたスポーツに関しては非常に大切にしている。
    アメリカン・フットボールやバスケットボール、そして野球・・・もちろん一番古い起源なのは野球であるけど。

    イチロー選手メジャー3,000本安打達成!
    イチロー選手メジャー3,000本安打達成!

     

    映画でももちろんハリウッド映画が中心となる、と言うことでアメリカ映画のオススメの10本のご紹介!

    オススメする野球映画10本(と+4本)

    映画の製作年代順に並べてみました。
    もちろん、古い映画は古い時代になりますが・・・
    1869年にアメリカでプロ野球が始まり、今のワールドシリーズをアメリカンリーグとナショナルリーグで争うようになったのは1903年から、これがメジャーリーグベースボール(=MLB)の始まり。

    やはり最初の大スターはホームラン王にもなったベーブ・ルース。
    その後、ジョージ・シスラーやタイ・カップと言うレジェンドが現れる。

    映画『打撃王』 (1942年) THE PRIDE OF THE YANKEES

    打撃王

    ベーブ・ルースがニューヨーク・ヤンキースで活躍していたころ、遅れて現れたのがルー・ゲーリッグであり、彼はメジャーリーグ14年間で2130試合連続出場を果たす、と言う鉄人ぶりを発揮するが、筋萎縮性側索硬化症の発症で’39年に引退、’41年に37歳の若さで亡くなる。
    「ヤンキースの誇り」「アイアン・フォース」「静かなる英雄」とも呼ばれ、明るいベーブ・ルースとは好対照に物静かな男だった。
    もちろん連続出場だけでなく、3,000本に近い安打と共に3冠王も達成しているレジェンドでもある。

    それを当時のハリウッドの大スター、ゲイリー・クーパーがゲーリックを演じ、愛妻役をテレサ・ライトが演じている。
    ハリウッド黄金期の美男美女が出てくる典型的な感動物語である。

    ラストの球場を去るシーンは、本物のルー・ゲーリッグの映像も残るくらいの名シーン。
    ルー・ゲーリッグ自身はそこまで聖人君子ではなかったらしいが、ラストは涙なくして見ることはできない。

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    監督■ サム・ウッド
    原作■ポール・ギャリコ
    脚本■ ジョー・スワーリング/ハーマン・J・マンキウィッツ
    撮影■ルドルフ・マテ
    音楽■リー・ハーライン
    出演■ゲイリー・クーパー /テレサ・ライト/ベイブ・ルース
    上映時間■127分
    製作国■アメリカ

    映画『がんばれ!ベアーズ』 (1976年) THE BAD NEWS BEARS

    がんばれ!ベアーズ

    元マイナーリーグ(メジャーリーグの下部組織)のダメ親父が、少年野球チーム「ベアーズ」の監督になって、ダメダメチームが連戦連勝していく活躍を描く。
    ハリウッドお得意のアメリカン・ドリーム映画だが、子どもで描いたことが当時新鮮だった。

    マッソーの好演と共に、天才子役のテイタム・オニール(女の子で野球が上手い)が可愛らしい。
    子供たちの爽やかな成長ぶりと感動を呼んで、世界中で大ヒット、続編が2本も続きTVシリーズまでできた。

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    監督■マイケル・リッチー
    製作■スタンリー・R・ジャッフェ
    脚本■ビル・ランカスター
    撮影■ジョン・A・アロンゾ
    音楽■ジェリー・フィールディング
    出演■ウォルター・マッソー/テイタム・オニール/ヴィク・モロー/ジャッキー・アール・ヘイリー
    上映時間■103分
    製作国■アメリカ

    映画『ナチュラル』 (1984年) THE NATURAL

    ナチュラル

    若い頃に天才としてメジャーリーグにスカウトされるも、事件に巻き込まれ球界を去って、35歳にして“奇跡のルーキー”として活躍する男の半生を描く。
    野球の活躍と同時に、何故、35歳までデビューしなかったのか?事件の謎が明かされて行く。

    古き良き’40年代から’50年代のハリウッドのようなロマンチックな作品に仕上がっている。
    やはり主人公ロイ役には、正統派二枚目のロバート・レッドフォードが演じる、このアメリカンヒーローを演じられるのは彼しかいないだろう。

    監督には’80年代から’90年代に『グッドモーニング、ベトナム』や『レインマン』『バグジー』などの名匠バリー・レヴィンソン。

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    監督■バリー・レヴィンソン
    原作■バーナード・マラマッド
    撮影■キャレブ・デシャネル
    音楽■ランディ・ニューマン
    出演■ロバート・レッドフォード/グレン・クローズ/ロバート・デュヴァル/キム・ベイシンガー
    上映時間■138分
    製作国■アメリカ

    映画『メジャーリーグ』 (1989年) MAJOR LEAGUE

    メジャーリーグ

    34年間も優勝から遠ざかっていた当時の弱小チーム、クリーブランド・インディアンスと言う実在するメジャーリーグのチームを使って作った快作で怪作。
    スポーツ・コメディであり、楽しさは満点だがこれがメジャーリーグのレベルと言われる・・・である、まぁ~普段、ちゃんとしたメジャーリーグを見てるから、この手のコメディもウケるんだろうけど。
    それも有って、しっかりシリーズは3まで出来て、“とんねるず”の石橋貴明が出演したりもした。

    主人公がベテランのキャッチャーで三流選手で構成されたチームを引っ張りながら、また昔の恋人とのやり取りがあったり・・・するけど、やっぱりヤング・スターとしてブレイクしていたチャーリー・シーンの破天荒なピッチャー役と登場テーマ曲が印象的だった作品。

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    監督・脚本■デヴィッド・S・ウォード
    撮影■レイナルド・ヴィラロボス
    音楽■ジェームズ・ニュートン・ハワード
    出演■トム・ベレンジャー/チャーリー・シーン
    上映時間■107分
    製作国■アメリカ

    映画『フィールド・オブ・ドリームス』 (1989年) FIELD OF DREAMS

    フィールド・オブ・ドリームス

    アイオワ州の田舎で農家をする普通の家族、主人公はある日、謎の声(”If you build it, he will come.” = 「それを造れば、彼が来る」)を耳にし、彼は家族の指示のもと、世間の人々にあざ笑われながらも、生活の糧であるトウモロコシ畑を野球場にしてしまう。
    そして、そこに現れたのがメジャーリーグ初期1919年に起きた八百長事件のブラックソックス事件で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンだった。

    この作品の主題は親子・家族の絆、それを象徴するものとしてアメリカ人の最も愛するもの「ベースボール」が描かれる。
    過去の野球選手たちに最後のプレーをさせるスタジアムを用意することで、彼らの思いを遂げさせることで、主人公自身の心の後悔の想いも晴れていく。

    キャッチボールの持つ意味、アメリカや日本で大ヒットした作品。
    裏テーマとしては、戦後のアメリカの親子関係を描いた作品としても有名。

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    監督■フィル・アルデン・ロビンソン
    原作■W・P・キンセラ「シューレス・ジョー」
    脚本■フィル・アルデン・ロビンソン
    撮影■ジョン・リンドレー
    音楽■ジェームズ・ホーナー
    出演■ケヴィン・コスナー/エイミー・マディガン/ギャビー・ホフマン/レイ・リオッタ/ジェームズ・アール・ジョーンズ/バート・ランカスター
    上映時間 107分
    製作国 アメリカ

    映画『プリティ・リーグ』 (1992年) A LEAGUE OF THEIR OWN

    プリティー・リーグ

    第二次世界大戦中に男性が戦争に行ってしまい、代わりに行われた女性プロ野球リーグを題材にした物語。
    女性が軽視された時代でもあり、その中で女性が活躍する姿が気持ち良い。

    トム・ハンクスの安定した演技も良かったが、この頃はジーナ・デイヴィスは美しくカッコ良かった、でもバカでかいけど。

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    監督■ペニー・マーシャル
    原作■キム・ウィルソン/ケリー・キャンディール
    脚本■ローウェル・ガンツ/ババルー・マンデル
    撮影■ミロスラフ・オンドリチェク
    音楽■ハンス・ジマー
    出演■トム・ハンクス/ジーナ・デイヴィス/マドンナ
    上映時間■125分
    製作国■アメリカ

    映画『オールド・ルーキー』 (2002年) THE ROOKIE

    オールド・ルーキー

    実在のメジャリーガー、ジム・モリスの波乱と奇跡の人生を描いた物語。
    マイナーリーグで肩を壊して一度は夢を捨てたが、35歳でメジャーデビューを果たし全米で喝采を浴びた史上最年長ルーキーの話。

    人は夢をあきらめず、家族や周りの人々の力を得ながら夢を実現する感動の物語。
    アメリカン・ドリームがメジャーリーグにはある、と言う典型的な話。
    ここにあるのは、“夢”を叶えるのは独りではなく、みんなの力で得るものだと。

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    監督■ジョン・リー・ハンコック
    脚本■マイク・リッチ
    撮影■ジョン・シュワルツマン
    音楽■カーター・バーウェル
    出演■デニス・クエイド/レイチェル・グリフィス
    上映時間■128分
    製作国■アメリカ

    映画『マネーボール』 (2011年) MONEYBALL

    マネーボール

    これも実在のプレイヤーだけではなく、リーグ全体を描いた作品。
    貧乏で最弱チームのオークランド・アスレチックスを「マネーボール理論」で常勝チームにしたGMのビリー・ビーン(ブラピ)とその理論を考えたアナリストとの話。

    ’70年代からメジャーリーグを見てると、21世紀に入ってから野球のやり方がガラッと変わったのが判ってるだけに興味深い話。
    1.打率より出塁率を重視すべし
    2.被安打は投手の責任ではない
    3.盗塁・犠打は無駄な戦略である
    この辺の指標が色々とあって、メジャーリーグでは長打率とかも重視される(2.の被安打の裏返しなんだけど)。

    プラピが新しい時代を切り開く苦しみを見事に演じてくれる、これも一種のアメリカン・ドリームなんだけど、メジャーリーグ(と言うかプロスポーツ)の裏側が生々しく描かれていてその点で面白い。

    この頃からデータ重視の野球分析が主流となる。
    ちなみにここまで極端じゃないけど、今も主流の理論。

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    監督■ベネット・ミラー
    原作■マイケル・ルイス
    原案■スタン・チャーヴィン
    脚本■スティーヴン・ザイリアン/アーロン・ソーキン
    撮影■ウォーリー・フィスター
    音楽■マイケル・ダナ
    出演■ブラッド・ピット/ジョナ・ヒル/フィリップ・シーモア・ホフマン/ロビン・ライト
    上映時間■133分
    製作国■アメリカ

    映画『人生の特等席』 (2012年) TROUBLE WITH THE CURVE

    人生の特等席

    クリント・イーストウッドが“俳優”として関わった作品、長年、彼の作品の助監督として関わってきたロバート・ロレンツの長編映画デビュー作と言うことで『グラン・トリノ』以来の出演。
    エイミー・アダムスが娘役を演じるが、ちょっと年齢が離れすぎてるかな?

    前年(上でも紹介している)の『マネーボール』でもあるように、野球をコンピュータでデータ解析して選手を取得するのが主流になっている時代に、伝説のスカウト役をイーストウッドが演じている。
    もちろん時代遅れだし、視力が衰えて契約更新も望み薄、娘との関係も微妙で、これからスカウトとしてどうしたものか・・・

    親子のドラマが中心になるが、野球のスカウトと言う側面を描いていて面白い。
    なんと言っても脚本が素晴らしく、ラストがカッコイイので見終わった時の爽やかさが残る。

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    監督■ロバート・ロレンツ
    脚本■ランディ・ブラウン
    撮影■トム・スターン
    音楽■マルコ・ベルトラミ
    出演■クリント・イーストウッド/エイミー・アダムス/ジャスティン・ティンバーレイク
    上映時間■111分
    製作国■アメリカ

    映画『42 〜世界を変えた男〜』 (2013年) 42

    42

    メジャーリーグでは、背番号42には特別な意味がある、現在は永久欠番となっている。
    その背番号42を背負った独りのメジャーリーガーの物語。

    それまで、白人と黒人は別のリーグで、メジャーリーグに黒人がプレーすることはなかった。
    そこに史上初の黒人メジャーリーガーとして差別を乗り越え、アメリカの歴史に新たな1ページを切り開いた伝説のプレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの感動の真実のドラマ。

    黒人選手の実力を認め人種差別と戦うことを決心して、ジャッキー・ロビンソンを起用することを決めたのは、ブルックリン・ドジャースのやり手GMブランチ・リッキー、演じるのはハリソン・フォード。
    「どんなに嫌がらせを受けたとしても、何にも屈せず、やり返さない勇気を持つ」ことをジャッキー・ロビンソンはリッキーに約束してメジャーリーガーになる。
    もちろん当時は、観客だけではなく、同じプレーヤーの中でも普通に差別が起きた時代。
    差別と最初に戦った男の一人、その苦悩と共に野球と言うスポーツを通じた清々しさ、感動に震える映画になっている。

    彼の活躍も有って、今は黒人プレーヤーも沢山いるが、彼のメジャーデビュー50年目にあたる1997年4月15日は“ジャッキー・ロビンソン・デー”となり、全選手が背番号42を背負ってプレーする。

    ichiro42

    そして映画から話はそれるが、1997年に永久欠番になった42番は、その時既に付けている選手だけは引退まで付けることを許されたが、最後の一人はニューヨーク・ヤンキースの守護神でレジェンドのマリアノ・リベラで2013年の現役引退も印象的だった。
    パナマ出身の黒人選手で、ヤンキース一筋でクローザーとして数々の記録を作ったのも、42番を背負った選手として何かを感じさせる。

    rivera42

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    監督・脚本■ブライアン・ヘルゲランド
    撮影■ドン・バージェス
    音楽■マーク・アイシャム
    出演■チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード
    上映時間■128分
    製作国■アメリカ

     

    プラスの4本は日本人が出てくる野球映画

    映画『ミスター・ベースボール』 (1992年) MR. BASEBALL

    ミスター・ベースボール

    日本のプロ野球が対象になった野球映画は結局ハリウッド製作で実現。
    うーん、それまでも見たことがないので、とりあえず選ぶとしたらこの作品くらいしか思い当たらない。

    少し落ち目になってきた大リーガーが日本にやってきて活躍するが・・・研究されて徐々に不振になっていく、と言う実際によくあるパターンの助っ人外国人選手の話。
    で、その外国人選手が日本人女性と恋に落ちるが、なんとその女性が自分のチームの監督の娘というオチ。

    主役の大リーガーには『スリーメン&ベビー』で人気のトム・セレック。
    なんと言っても、中日ドラゴンズ全面協力の中、どうみても星野監督にしか見えない役を、高倉健さんが演じて、ベースボールと野球のギャップも有ってなかなか楽しめるコメディタッチの作品。

    日本側も高倉健さんが出てるので、野球の面白さもあるが、文化の違いを超えた二人の友情がメインになっている。
    異文化日本野球を描いてるので、野球映画らしい爽快感が今ひとつ。

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    監督■フレッド・スケピシ
    原案■セオ・ベレティァ/ジョン・ジュンカーマン
    脚本■ゲイリー・ロス/ケヴィン・ウェイト/モンテ・メリック
    撮影■イアン・ベイカー
    音楽■ジェリー・ゴールドスミス
    出演■トム・セレック/高倉健
    上映時間■110分
    製作国■アメリカ

    映画『バッテリー』 (2007年)

    バッテリー

    人気作家あさのあつこの同名ベストセラー小説の映画化(他にもアニメがある)。
    主役はオーディションで選ばれた林遣都くん、この後順調にスター階段を登っていく彼のデビュー作。

    舞台は高校、天才野球少年がその才能ゆえに孤独になって悩み、仲間に助けられて監督の管理野球に対しても自分を貫いていく。
    天才ピッチャー故に、そのボールを取れるキャッチャーがいないと言う設定からありがち、な話を爽やかな青春映画に仕立て上げてるのは、滝田洋二郎監督の手腕だと思う。

    どうも日本はプロ野球より高校野球を舞台にした作品の方が多いような気がする。
    プロ野球が親(冠)企業があるので、なかなか某巨人軍がからむとTV局も持ってるから難しいのかもと。

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    監督■滝田洋二郎
    原作■あさのあつこ 「バッテリー」(角川文庫刊・教育画劇刊)
    脚本■森下直
    撮影■北信康
    音楽■吉俣良
    上映時間■118分
    製作国■日本
    出演■林遣都/蓮佛美沙子/天海祐希/岸谷五朗/萩原聖人/岸部一徳/菅原文太

    映画『ひゃくはち』 (2008年)

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    甲子園を目指す名門校の補欠選手たちの青春物語。
    『桐島、部活やめるってよ』にもあるように高校では体格差やスポーツ能力の差によってヒエラルキーが存在する。
    そんな野球部の中では、底辺にいる補欠部員たちのガンバリを描いている。

    森義隆監督は、これが長編デビュー作、自らの高校野球部の経験を活かした「高校野球部あるある」がなかなか面白い、自分は部室が隣のサッカー部だったけど、体育会系にはよくある話が散りばめられている。
    また森監督の話として、野球をやっているシーンは、画面に写っているシーンだけをプレイさせるのではなく、延々と本当に練習をさせてその一部をシーンとしてカットして使っているとのこと。
    野球部あるあると共に、この辺のリアリティが面白い野球青春映画になっている。

    今活躍している若手俳優たちも多数出演してるので、そこに注目して見るのも面白い。

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    監督・脚本■森義隆
    原作■早見和真
    撮影■上野彰吾
    主題歌■湘南乃風 「晴伝説」
    出演■斎藤嘉樹/中村蒼/市川由衣/高良健吾/桐谷健太/太賀/竹内力
    上映時間■126分
    製作国■日本

    映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』 (2014年) KANO

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    第二次世界大戦前の日本統治下の台湾で甲子園への出場を果たし、決勝まで勝ち進んだ実在の野球チーム“嘉義農林学校野球部”、通称“KANO”の奇跡の実話を映画化した“台湾”映画である。
    製作・脚本は『セデック・バレ』のウェイ・ダーション監督、『セデック・バレ』では台湾の先住民族を描いている、今回は日本人、蛮人(先住民族)、漢人の混成チームが甲子園で活躍する話になっている。

    物語は日本にとても好意的に描かれていて、日本人監督・近藤兵太郎が混成チームを率いて、人種差別を跳ねのけて甲子園で活躍している、また台湾発展のための八田與一による灌漑事業も描かれる。

    純粋に野球をすることに喜びを感じる高校生たちの青春を描いていて清々しい。
    この作品も野球のシーンを丁寧に描いている作品で「努力すれば報われる」感動を感じられる作品。

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    監督■マー・ジーシアン
    脚本■ウェイ・ダーション/チェン・チャウェイ
    撮影■チン・ディンチャン
    音楽■佐藤直紀
    出演■永瀬正敏/坂井真紀/ツァオ・ヨウニン/大沢たかお
    上映時間■185分
    製作国■台湾

     

    アメリカのスポーツに対する精神

    敵のチームの選手にも尊敬の念を持ってスタンディングオベーションする、そんな情景を何度も見ている、もちろん野球だけではなく。
    でもメジャーリーグではよく見かける情景でもある。

    マリアノ・リベラ引退
    マリアノ・リベラ引退

     

    お互いにリスペクトし合う二人、そしてレジェンド

    イチローとジーター
    イチローとジーター

  • 映画『インビクタス/負けざる者たち』 ラグビーの臨場感が凄い!

    映画『インビクタス/負けざる者たち』 ラグビーの臨場感が凄い!

    インビクタス/負けざる者たち

    INVICTUS 134分 2009年 アメリカ

    インビクタス/負けざる者たち

    Amazonビデオで配信中!

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    ひとつの願いが、 ほんとうに世界を変えた物語。

    南アフリカがラグビーでワールド開催をした意味とは

    今年(2015年)は、ラクビーワールドカップで日本中が湧いた年でした。

    日本が大金星を挙げた相手が南アフリカでした。
    南アフリカはラグビーの強豪国でしたが、アパルトヘイトのために当初はワールドカップに参加が出来ませんでした。
    1994年にアパルトヘイトがネルソン・マンデラによって廃止されて、初めてワールドカップに参加、それも自国開催に踏み切った・・・この作品はそんな背景の話です。

    この作品は本当に本当に立派な映画です。
    クリント・イーストウッド監督は『グラン・トリノ』で俳優の生涯を終えて(引退→その後出演してますが)、監督一本にと言っても、もう既にアカデミー賞も数々の賞も授賞して、今は本当に撮りたい作品だけを撮れる偉大な監督の一人だと思う。
    何故、アメリカ人の彼がこの作品を撮りたかったのか?本当にそこが知りたいところ。
    アカデミー賞にもノミネートされず、アメリカでは興行的に成功では無かった作品。
    理由は簡単で、ストーリー自体がアメリカ人には理解出来ないから・・・ 顕著なのは『硫黄島からの手紙』だった。
    アメリカでは興行は散々、評価も殆どされなかったが、個人的にはイーストウッド監督の最高傑作だと思っている。

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    さてこちらに話を戻すと、アメフトの国アメリカ、でラグビーの話しなんて誰も理解出来ないと思う。
    アメリカでは、3大スポーツ(アメフト、バスケ、野球)の下にアイスホッケーやオリンピック?その下にサッカー、更に下の下位にラグビーが有ると言っても良いかも。
    日本でもラグビーの位置付けは、アメリカ程低くは無いと思うが(実際は知らない)、ある程度ラグビーを知っている、少なくともラグビーのワールドカップを見たことが無いと判らない部分が多いと思う。
    私はと言うと、それ程ラグビーに造詣が深い訳では無いが、高校の授業でラグビーをやらされたせいか、ワールドカップは毎回見ている。
    もちろん今回の舞台になった’95年の大会も決勝戦はTV観戦している。
    そう言う視点で見ると、もうホント、映画としてイーストウッド監督が立派に撮っていると言う点、政治とスポーツの関係(その中にある理念や信念)も立派なのだが、それ以上にスポーツ映画なのだ!!
    ここは強調したいが、立派なラグビー映画に仕上がっている。
    ある意味、『炎のランナー』はオリンピックの100m走を知らない(そんな人はいないと思うが)と理解出来ないし、サッカーを知らないと『ベルンの奇蹟』や『GOAL!』を見ても感動出来ないかもしれない。
    日本人には、アメリカのアメフト映画が理解出来ないのと同様だ。

    もう臨場感溢れる立派なラグビー映画、もちろんニュージーランド・オール・ブラックスのハカも出てくる。
    そんな立派なスポーツ映画、ラグビー映画だからこそ、スポーツ・ラグビーの素晴らしさが伝わり、それこそが人々の心を一つにする共通の言語だと伝えてくれる。
    映画と言う共通言語、スポーツと言う共通言語、そのことが国民を一つにして、差別の壁を取り去っていく。。。不可能を可能に!(インビクタスとはラテン語で「不屈」を意味します)

    そしてまた立ち戻るが・・・アメリカ人のイーストウッド監督が何故、ラグビー映画を撮ったのか?しかもこんなに立派に。
    エンディングには、ホルストの「惑星」第4曲「Jupiter」が流れるが、日本では平原綾香が歌った曲が有名だが、これはラグビーのワールドカップのテーマ・ソング「ワールド・イン・ユニオン」(1991~)として歌われている。

    Rugby World Cup Official Song “World in Union” from 95’s Ver
    There’s a dream I feel, so rare, so real: All the world in union, the world as one gathering together, one mind, one heart, Every creed, every colour, once joined never apart. Searching for the best in me, I will find what I can be, If I win, lose or draw, there’s a winner in us all, It’s the world in union, the world as one, as we climb to reach our destiny, Our New Age has begun! We face high mountains, must cross rough seas, We must take our place in history, and live with dignity, Just to be the best I can Sets the goal for every man, If I win, lose or draw, it’s a victory for all, It’s the world in union, the world as one, as we climb to reach our destiny, Our New Age has begun. Build the world in the union, Our New Age has begun!!

    (私には、夢がある―― とっても貴重で、とっても誠実な夢 全ての世界は繋がっている、そう、世界は1つ 全人類が共に集まり、一つの精神、一つの心を共有する―― 全ての主義、全ての肌の色―― 一度一緒になれば、それは二度と離れ離れになることはない 自分の中の“ベスト”を捜して、自分が出来る事はきっと見つかる 例え勝っても、負けても、引き分けでも、全てが“勝利”なのだから! 世界は一つの共同体(=ラグビーの事)、一つになった世界 自信の運命に手を伸ばし、登りつめて行く時―― 私たちの新しい時代が始まる!)

    もう、独りで劇場で涙しながら観ちゃいました(汗)

    マンデラ大統領とピナール

    私的『インビクタス/負けざる者たち』

    ① テーマが有るか?共感できるか?

    映画が世界で見られる訳、そしてラグビーと言ったスポーツが愛される訳、言葉が通じなくても感動は通じる共通言語。ラグビーと言う共通言語のスポーツを通して人種差別のない世界を望む強い意思を感じることができる。

    ② 作り手の強い意思を感じるか?

    原作映画でもあり、イーストウッド監督は共感を持って作ったのが感じられる。
    そして、本当に臨場感があるラクビーの試合シーンを再現している。
    黒人のマンデラ大統領と白人のキャプテン・ピナールの友情も、人種の融和を表現していて見事。

    ③ 俳優の意思や演技力が伝わるか?

    モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは見事!
    似ているかどうかはともかく、偉大な人物に共通のもの、意志が強くそして柔和な外見、そんな人柄を表現している。
    マット・デイモンは、体重を大幅に増やしてラグビー選手体型になって臨んだ作品だけに気合十分、モーガン・フリーマンとのバランスも良かった。

    ④ 映画らしい楽しさが備わっているか?

    ラクビーの決勝戦がクライマックスに来るこの作品、大迫力。
    スタジアムにいる臨場感が感じられる!

    ⑤ エンターテイメント性

    立派な映画で政治的な映画でもある、しかしスポーツ映画で有り、感動的でしかも爽快感も味わうことができる作品。

    ⑥ 演出が素晴らしいか?

    イーストウッド監督は、どんなテーマの作品を撮っても、一級の作品に仕上げてくる。
    特に今回は、ラグビーと言うスポーツであり、ここまで臨場感のある試合シーンを演出仕上げている点は驚き。
    もちろん作品全般としても、流石の演出で友情という人間性も表現していた。

    ⑦ 脚本が素晴らしいか?

    原作のある作品である以上、半分は原作の面白さとも言えるが、政治的な繊細な部分を友情で乗り越えていくリンクぶりが脚本の上手いところか。

    ⑧何度も見たくなるか?

    人に勇気を与えてくれる、そして何事も乗り越えられると言うことを教えてくれる。
    それでいてエンターテインメントとしても十分に楽しめると言う点で優れている。

    映画『インビクタス/負けざる者たち』のデータ

    インビクタス/負けざる者たち(初回生産限定スペシャル・パッケージ) Blu-ray — Amazonで見る

    監督■クリント・イーストウッド
    製作■ロリー・マクレアリー/ロバート・ロレンツ/メイス・ニューフェルド/クリント・イーストウッド
    製作総指揮■モーガン・フリーマン/ティム・ムーア
    原作■ジョン・カーリン
    脚本■アンソニー・ペッカム
    撮影■トム・スターン
    衣装デザイン■デボラ・ホッパー
    編集■ジョエル・コックス/ゲイリー・D・ローチ
    音楽■カイル・イーストウッド/マイケル・スティーヴンス
    出演■モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/パトリック・モフォケン/マット・スターン/ジュリアン・ルイス・ジョーンズ/アッジョア・アンドー/マルグリット・ウィートリー/レレティ・クマロ/パトリック・リスター/ペニー・ダウニー

     「チェンジリング」、「グラン・トリノ」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、アパルトヘイト(人種隔離政策)後の南アフリカで開催されたラグビーワールドカップを巡る感動の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
    アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る中、国民が一つにまとまる大きな転機となった自国開催のラグビーW杯での奇跡の初優勝までの道のりを、ネルソン・マンデラ大統領と代表チーム・キャプテンを務めたフランソワ・ピナール選手との間に芽生える絆を軸に描き出す。
    主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモン。
     1990年、アパルトヘイトに反対し27年間も投獄されていたネルソン・マンデラがついに釈放される。
    そして1994年、初めて全国民が参加した総選挙が実施され、ネルソン・マンデラは南アフリカ初の黒人大統領に就任する。
    しかしアパルトヘイト撤廃後も、白人と黒人の人種対立と経済格差は依然として解消されず、国家はいまだ分断状態にあった。
    マンデラ大統領にとって国民の統合こそが悲願であり、自ら寛容の精神で範を示し、国民に和解と融和を呼びかける。
    そして、翌’95年に南アフリカで初開催されるラグビーW杯を国民融和の絶好のチャンスと捉える。
    彼は、長らく国際試合から閉め出され弱小化していた代表チームのキャプテン、フランソワを官邸に招き、国を一つにまとめるためにW杯での優勝が欠かせないと訴えかける。
    戸惑いつつも、大統領の不屈の信念に心打たれたフランソワは、やがて誰もが不可能と考えた優勝目指してチームを引っ張っていくのだが…。(映画データベース – allcinema より)

  • 「スクラム組もうぜ!」ラグビーワールドカップ日本大金星!

    「スクラム組もうぜ!」ラグビーワールドカップ日本大金星!

    思わずガッツポーズをした瞬間!

    もうあれから2ヶ月が経つのか、と思うと今年の大きなトピックスはこのシーンだと思う。
    2015年にイングランド(実際は英国)で行われたラグビーワールドカップでの「日本VS南アフリカ」の試合。
    歴史的な大金星の瞬間がこれ。

     

    私の好きなスポーツは、一番はサッカー。
    50歳の僕が40年以上前にサッカークラブに入ってサッカーをやっていたのだから、かなりブームの先取りしていると思う(汗)
    二番目に好きなスポーツはアメリカン・フットボールのNFL。
    サッカーもアメフトの話も、いずれここで書く機会が有ると思うけど、今回はラクビー。
    実は、ラグビーのルールをあまり知らない。

    そんな僕がラグビーのワールドカップは第1回目から見ている。
    まぁ~第1回目を見たのは偶然半分、興味半分と言った感じで、見始めたら面白過ぎて、ワールドカップ”だけ”見るようになった。
    正直、一時期のラグビー・ブームの頃も、多少大学ラグビーを見るくらいで、社会人は新日鉄釜石と神戸製鋼くらいしか知らななかった。
    で、興味半分のところは、高校の授業でラグビーをやった経験から。
    普通、授業でラグビーはやらんでしょ(笑)

    サッカーはワールドワイドなスポーツだけど、ラグビーは実は英国圏とフランスくらいの国しかやってないスポーツ、いやマジで。
    英国3協会(イギリは3つの地域に分かれる、サッカーは4つに分ける)のイングランド、スコットランド、ウェールズ、そしてアイルランド。
    あとヨーロッパのフランス。
    英国圏の南半球の国(元植民地とも言える)のオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ。
    この計8カ国がとにかく強かった。
    ここに最初に絡んできたのが、南半球のフィジー、サモアと言ったオセアニアの英連邦系。
    あとはカナダ・・・これもイギリスが宗主国(英連邦王国のひとつ)。
    で、この英連邦系を唯一、打ち破ってるのがアルゼンチン!
    実は、何故、アルゼンチンが強いのかはよく知らない(汗)

    そんなことで、日本は世界から見ると、数少ないラグビーをやっている端っこの国。
    かつては、ニュージーランドに記録的な大差で負けている。

    17-145と、1試合最多失点の大会記録となる大敗を喫し、「ブルームフォンテーンの悪夢」と呼ばれている。

    日本代表は、今大会史上最強と言われてのぞんだ大会。
    でも大会前の国際親善試合では、あまり良い成績とは言えず、目標のベスト8も夢に近い目標だったと思う。
    それにしても、日本代表なのに、なんで日本人以外の人がこんなに多いんだろう?と、サッカー日本代表、侍ジャパン(野球)を見ている人は感じると思う。
    正式なルールは判らないけど、ラグビーはリーグの代表と言う意味合いが強いらしい。
    元々、サッカーよりも歴史が古いラグビーのワールドカップの歴史が浅い。
    ここにも大きな理由が有り、元々、ラグビーはアマチュアのスポーツとされてきた。
    サッカーが庶民のスポーツで、ある時期からプロ化されてお金を稼ぐ手段取れさたのに対して、ラグビーは紳士のスポーツとして、大学を中心としたアマチュアリズムのスポーツから発展してきた。
    そこで、商業的なワールドカップは1987年まで開かれなかったらしい。
    サッカーに遅れること半世紀とな。
    そんな訳で、日本代表にも、ニュージーランドやトンガ出身の選手も多数いる。
    逆に言うと、世界最強(今大会の優勝で史上最多の3回)のニュージーランドも、トンガやフィジー出身の選手もいたりする。

    トップ8+アルゼンチンを中心として展開されるワールドカップは、もちろんベスト8からが面白くなる。
    逆に言うと、上位を狙うチームは、ベスト8以降にコンディションのピークを持ってくる。
    そのせいで予選プールで足元をすくわれて敗退したりする訳だけど。
    基本、ラグビーは非常に番狂わせの少ないスポーツ、その理由を説明するのは難しいところだけど、サッカーのように守りに守って、1点差で逃げ勝つ、ということが出来ない。
    野球のようにピッチャーの調子への依存度が高いスポーツでもない。

    ワールドカップに優勝したことがあるチームは4つしかない。
    ニュージーランド(3回)、オーストラリアと南アフリカ(2回)、イングランドで、フランスは2位が3回あるが優勝経験がない。
    日本はアジア予選で、韓国や香港と試合をすると50点差くらいつけて勝てる。
    でも、ワールドカップに行くと、トップ4のチームには50点差以上をつけられて負けることも珍しくない。
    ラグビーではそれくらい力の差がある。

    南アフリカ戦が始まり、シーソーゲームが続くものの最後は南アフリカが日本を振りきって勝つと思ってしまう自分がテレビの前にいた。
    そして、この瞬間を迎える!

    201512060239

    思わずガッツポーズ!
    いやいや有り得ないでしょう!(笑)
    奇跡を見た瞬間だと思いましたよ。本当にもう、それぐらいの鳥肌モノでした。
    ラグビーは他のスポーツと違って、ヘッドコーチの指示が出来ないスポーツで、選手たちが自分たちで判断してプレーを選ぶ、最後のスクラムもキャプテンと選手たちのあうんの呼吸の中での判断です。
    長々と書いてきましたが、どんだけの大金星かを説明するために書いてきました~

    さて、日本は目標のベスト8は達成できず、残念!
    これも理由が有って、トップ8のシード国は、試合日程が調整されている、日本は南アフリカ戦の後、中3日でのスコットランド戦と言う過密スケジュール。
    南アフリカは次のサモア戦まで中7日有ったことを考えると、いかに厳しい日程かが判る。
    これは世界ランキングで決められることなのでしょうがない、日本が次のステップに行くためには、この4年間、世界のトップ8に居続ける必要があるということ。

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    この大会で、五郎丸選手がベスト15に選ばれる活躍、4試合見て納得の評価だと思う。
    キックでの得点力もそうだけど、守備力が凄かったと思う。
    しっかり有名になったのが、こちらのルーティーン。

    でも、このルーティーンは、元々は2003年の第5回ワールドカップで優勝したイングランドのスター選手ジョニー・ウィルキンソンに似ている。
    五郎丸選手もリスペクトしているから、マネという訳ではないと思うけど。
    キッカーにルーティーンは大切。

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    ウィルキンソンと言えばドロップゴール、しかし今大会のスーパースターのニュージーランドのダン(ダニエル)・カーターの決勝のドロップゴールが凄かった。

    左がダン・カーター(中央リッチー・マコウ主将)

    ウィルキンソンのドロップゴールも凄かったけど、決勝のあのプレッシャーとあの距離から決めたのは、やはりダン・カーターはスーパースターだと思った。
    前大会では、地元ながら早々に怪我をして大会を去ってしまった(それでも優勝したけど)。
    今回は、ダン・カーターを見れただけでも価値が有ったと思える位の大会だった。
    あっ、日本戦から話が逸れてしまいました。

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    ラグビーは見るだけでも力が入って、トライの瞬間に感動できるスポーツですね。
    もちろんサッカーも、アメフトも、ですけどね。
    イギリスでは、サッカーもラグビーも高人気。
    2つのスポーツのスーパースターの競演、adidasのCMですけどね。